【日本語教師向け】italkiとPreply徹底比較②|日本語教師4,000人時代の現実

スポンサーリンク
スポンサーリンク

衝撃! Preply 日本語教師数 4000人越え!

前回の記事では、italkiとPreplyの制度や仕組みの違いについて比較しました。

今回はより客観的に、日本語教師数と価格帯というデータから、現在の市場構造を見ていきたいと思います。

本記事のデータは、私が本日調査した結果に基づいています。
プラットフォーム上の講師数や価格分布は日々変動するため、あくまで「現時点でのスナップショット」であることをご理解ください。(2026年2月16日)


① italkiの日本語教師数

現在のitalkiの日本語教師数を調べたところ、(学習ターゲット言語=日本語)

  • 条件指定なし:1,111名

ネイティブ講師に限定すると、

  • ネイティブ講師合計:1,042名
  • プロ講師:526名
  • コミュニティーチューター:516名

italkiではおおよそ1,000人規模の市場であることが分かります。
プロの講師の割合は、おおよそ半数です。
なかにはチューターの方が集客しやすいとのお考えからあえてプロからチューターへダウングレードされている方がいますので、おおよそ半数という認識です。


② Preplyの日本語教師数

一方、Preplyで私が本日調べた結果は以下の通りです。

  • 日本語教師総数:4,053名
  • ネイティブ講師:3,888名
  • 出身国「日本」:3,840名
  • プロ講師限定:1,480名

単純に比較すると、日本語講師トータル数は italkiの約4倍の規模です。

プロ講師(現段階では420時間日本語教師養成コース終了、日本語教育能力検定試験合格、大学での専攻、副専攻で日本語を学んだ方、登録日本語教員)だけで比較するとitalki 526名、Preply1480名です。italkiは以前より数が減少しています。

この理由は不明です。コンスタントに日本語を教えているかどうかをチェックして、稼働していない日本語講師を削除しているのかもしれません。italkiは3ヶ月以上なんらかのアクションがないとアカウント凍結になります。

この比較から、Preplyは italkiよりも 非常に多くの日本語講師(Preplyは教師とは設定していない)が在籍しているプラットフォームであることが分かります。

私が講座を開いているストアカの受講生が講師登録をしてもほとんど落とされることはないです。プロフィールの写真の解像度が低い、無背景ではない、プロフィールビデオの長さが2分以上など、提示されている条件をクリアしていないため修正を求められる場合があってもその他の理由で却下されることはほとんどないと認識しています。

italkiでのプロの割合はおおよそ半数ですが、Preplyのプロの割合はかなり少ないです。
3割強といったところです。


③ Preplyの価格帯分布

さらに、3840人の日本語講師のレッスン価格の分布も本日調査しました。

(※バー操作による検索のため、人数は重複を含む可能性があります)

  • $2–10:1086名
  • $10–15:1147名
  • $15–20:1043名
  • $20–25:758名
  • $25–30:590名
  • $30以上:636名

※バー操作による検索のため、人数は重複を含む可能性があります

Preply 日本語講師 価格帯 円グラフ

$15以下の価格帯だけで2,000名以上が該当します。
価格帯の分布を見ると、Preplyでは低価格帯に講師が集中していることが分かります。
$10以下は、1147名です。

このレッスン料の低価格設定が全体のレッスン料崩壊を引き起こしているとも考えられるのです。

では、italkiのレッスン料はどうでしょう。
italkiのレッスン料価格の分布を単純に調べることは難しいです。
なぜなら、italkiは教師が複数のレッスンを提示でき、各レッスンごとに別の価格帯でレッスンを提供できるからです。

例えば、私の場合複数のレッスンを提示していて、JLPT対策はレッスン料を高く設定していますが、インフォーマルスピーチ(いわゆるフリートークレッスン)は低めに設定しています。
パッケージでのディスカウントもあるため、Preplyのように一つのレッスン料として数をカウントすることができません。

もう一つ、講師の実収入に大きな影響があるのは、手数料です。
Preplyは最初33%です。レッスン数が400に到達すれば最低レートの18%になります。
italkiは最初から18%(以前は15%でした。今もパッケージを生徒さんが購入すれば手数料は15%です。)

ストアカの受講生でPreply新規参入者は、Preplyの方からレッスン料9ドルの推奨メッセージを受け取ったそうです。
本日の円相場は153円なので、手数料をひくとおおよそ923円ほど。
レッスン準備、フィードバックの時間を含めてこれが実収入、PreplyはWiseがリアルレートで着金できるメリットはありますが、これが現実です。

参考:2025年度の最低賃金、全国平均は1121円、最低額(高知県、宮崎県、沖縄県)1023円です。


④ 私自身の体感

Reiko
Reiko

最近 Preplyでトライアル減った。

私はPreplyではプロ講師・スーパー(Super Tutor)で、レッスン数は約3,000回です。
参入当初は、Preplyでも十分に集客ができていました。
わかりやすい言葉で言えば、「入れ食い」状態でした。

しかし現在は、以前に比べてPreplyでのトライアル数は少なくなっています。
もちろん季節要因や需要の変動もありますが、教師数の規模差は無視できない要因の一つだと感じています。

それに比べ、italkiはコンスタントにトライアルは入ってきていて、レッスン数も順調に伸びています。ダブルブッキングをしないようにスロットを制限しながら開けています。

Preplyでのレギュラーの学習者さんはほとんどが3年以上のロングラーナーなので、その枠はキープしながら、だんだんitalkiのスロットを増やしていっています。

最近ではPreplyとitalkiの割合は、イーブンに近くなってきています。


⑤ 新規参入者にとっての現実

しかしながら、現在、italkiは募集停止となっていることも多く、新規参入のハードルは高い状況です。
審査基準も以前より厳しくなっている印象があり、参入できないケースも増えています。

その結果、

Preply:参入しやすいが供給過多になっている

italki:参入は難しいが市場は比較的安定

という構造が生まれています。

この構造は、Preplyとitalkiの企業としての運営方針の違いによって生まれたものとも考えられます。

Preplyについては、これまでもブログで触れてきましたが、高額なコンサルティングを受けてPreplyに登録するケースも見受けられます。

「比較的短期間で高収入を目指せる」といった魅力的なフレーズに後押しされて参入する方が多いことも、講師数増加の一因ではないかと私は考えています。

現在も、Preplyの講師登録基準は比較的明確で、提示された条件を満たせば参入できる仕組みになっていると感じています。


まとめ

データから見えるのは、

  • Preplyは4,000人規模の巨大市場
  • italkiは1,000人規模の選抜市場
どちらが良い悪いではなく、市場構造が異なるということです。

日本語講師の働き方は実にさまざまです。

オンライン日本語講師に特化して考えてみても、

  • 企業案件

  • 日本語学校のオンライン授業

  • ボランティアのオンラインクラス

など、選択肢は広がっています。

私自身も、北欧のインターナショナルスクールの日本語クラスという企業案件を担当しています。

語学プラットフォームも、italkiやPreplyだけではありません。
Cafetalkをはじめ、他にもさまざまなプラットフォームがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。


語学プラットフォームとの「相性」もあります。
世の中にはさまざまな情報があふれています。

だからこそ、しっかりと情報収集を行い、自分に合った選択をすることが大切だと感じています。


これからオンライン日本語講師を目指す方は、

制度だけでなく、「講師数」と「価格帯」 も見ながら判断する必要がある時代です。
決して、楽に稼げる仕事ではありません。

世の中に、簡単に安定して稼げる仕事はありません。
日本語講師という仕事にどう向き合い、どう価値を提供し、どう収入につなげていくのか。

その答えは人それぞれです。

 


この情報が、少しでも参考になればうれしいです。

  • 日本語講師デビューしたけれど、うまく集客できない

  • 日本語講師になりたいけれど、何から始めたらいいのかわからない

  • Preplyに登録はできたけれど、レッスン設計に悩んでいる

このようなお悩みがある方は、ストアカで時間制の個別相談をお受けしています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました