🇯🇵 高市早苗氏が首相に指名!

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“君づけ”の呼び方に 隠された日本の歴史とは?

こんにちは!

今日はちょっと時事的で文化的な話題をお届けします。
自民党の総裁選で、ついに 高市早苗(たかいち さなえ)氏 が選ばれ、次の首相に指名されました。 個人的には奈良出身で、女性、はっきりとモノをいう、彼女に大いに期待しています。

もし正式に就任すれば、日本史上初の 女性首相 誕生です✨
今日はちょっと時事的で文化的な話題について書きたいと思っています。
上級学習者さんからとのフリートークのトピックにも使えるかなあと考えています。
最近、ここまでの上級学習者はいないのですが。

このニュース、政治的な意味だけでなく、日本語の文化にもつながる興味深い話題があるんです。
みなさん、疑問に思ったことはありませんか。
私は常々不思議に思っていたことがありました。

それが―― 「国会での“君づけ”」 です。



🏛 国会ではなぜ“君(くん)”で呼ぶの?

テレビの国会中継などで、

「高市早苗君!」
「岸田文雄君!」

と呼んでいるのを聞いたことがありませんか?

一見、「男性だけ“君”っておかしくない?」と思ってしまいますが、実は 男女関係なく全ての議員を“君”づけで呼ぶ のが正式なルールなんです。



📜 “君づけ”の始まりは明治時代から

この呼び方の歴史はかなり古く、

明治23年(1890年)の 第1回帝国議会 からすでに使われていました。
当時から「議員は身分や年齢に関係なく、対等な立場で議論する」という理念があり、
その象徴として、“敬意を込めた呼称”として「君」が採用されたそうです。

つまり、“君”という言葉にはもともと
👉 「敬意」と「対等性」
という意味が込められているんですね。
今では、会社でも ”君”で部下を 呼んでいる上司は見かけなくなりましたね。
統一して”さん”で呼ばれることが多いように思います。



👩‍💼 女性議員も“君”と呼ばれる理由


時代が進み、女性議員が増えた今でも、国会では慣例どおり「君」が使われています。
たとえば高市氏が首相になっても、議場では「高市早苗君」と呼ばれることになります。
これにはちょっと違和感を覚える人も多いかもしれませんが、

現行ルールでは 性別に関係なく一律に“君”を使う ことが「平等」とされているんです。



💬 でも…そろそろ“さん”でもいいのでは?


近年では、「時代に合わないのでは?」という声も少しずつ出ています。
たしかに、“君”は日常では若い男性に使う印象が強く、女性議員や年上の議員に対しては少し違和感を感じるという意見もあります。
実際、地方議会では「さんづけ」を採用する例も増えてきています。
国会でも今後、呼称の見直しが議論されるかもしれませんね。



🌸 “君づけ”が映す日本社会の今

この「呼び方」ひとつをとっても、日本社会がどう“伝統”と“時代の感覚”を調和させていくかが見えてきます。

  • 長年続く形式を守るべきか
  • 現代の価値観に合わせて変えるべきか
  • どちらが本当の意味での「平等」なのか

高市氏が首相に就任すれば、この「呼称の問題」も、ジェンダーや言葉の文化を考えるきっかけになるかもしれません。



✨ 歴史も言葉もアップデートの時代


“君づけ”は、明治の議会から続く「対等の証」。
けれど、時代が変われば言葉の響きも変わります。

女性首相誕生という新しい時代に、私たちの使う言葉や呼び方も少しずつアップデートされていくのかもしれませんね。
公明党との決別も 大きな転換期に私たちは遭遇していると思います。
外国人問題についても リーダーにはしっかりとした舵取りをしてもらいたいと思いますね。

2017年に国会議事堂を見学に行きました。
当日は議会は開かれていなかったため、議場も見ることができました。明治を感じることができる建物でした。


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