Preplyで日本語講師デビューしたい人

Preplyで日本語講師を 始めてからもうすぐ1年2ヶ月です。レッスン数は1200を超えました。
ブログを始めて 半年となります。
なかなかブログを書き溜められないのが 悩みです。
このブログでも一番、興味を持っていただいている記事がPreplyの講師登録に関するものです。

 

そこで、私がPreply日本語講師として1週間20〜25レッスン、1レッスン 28USDにレッスン料を上げられた1年2ヶ月を振り返ってみたいと思います。

 

 

今から、Preplyで日本語講師を始めたいと思っている方
どのプラットフォーム(語学プラットフォーム)選びで迷っている方
Preplyに登録はしたものの学習者さんが来ない方

少しでも参考になれば幸いです。

他のブログにも書きましたが、Preplyに資格は必要ありません。
私たちは 日本語ネイティブですから、日本語を話すことはできます。
ただ、日本語を話せることと教えるということはまた別物です。

日本語教師の資格を取得している方、日本語教育能力検定試験を受験されたことのある方
ボランティアで日本語を教えた経験がある方
その大変さはお分かりだと思います。
でも、楽しさ、おもしろさもお分かりだと思います。
大変だけれど、本当に楽しい仕事だと思っています。

 Preplyで日本語講師を始めたい方 Step4

1.自分のスタイルを決める

2.レッスン料を決める

3.レッスンの準備をしてスタンバイ

4.トライアルレッスンを待つ

Step1 Preplyへ登録をする前に 自分のスタイルを決める

「スタイルを決める」
どういうことなのか。資格がある人は、しっかりと文法に対する知識もあります。
420時間 日本語講師養成学校を修了している方は、教育実習の経験もあります。
教えるということがどういうことなのかは 把握していると思います。

 

ここから、自分のティーチングスタイルを決めます。

これが一番大事だと考えています。

 

私がPreplyのレッスンを始める前に考えたことです。

Preplyは いえば だれでも参入できるプラットフォームです。
ただ、日本語を話す相手として、低価格で参入する人もいます。
それもひとつのスタイルだからです。
Preplyでは レッスン料を5ドルに設定している人もいます。
日本円で¥800くらい。最低賃金より安い。
しかし、これも、一つのスタイルです。
レッスン料を安くすることで 集客するスタイルです。

私は資格もあり、経験もある。
自分の強みを考えた時、前職SE(システムエンジニア)です。
コンピューター教材をデザインしていました。
ガジェットにもそこそこ詳しい。
1700人くらいいる日本語講師の中で 目立たなければ集客できません。

日本語を教える場合、テキストを使用するとなると、著作権保護のために学習者さんにもテキストを購入してもらわなければいけません。

(「いろどり」は無料で使用できます。)
国際交流基金が提供しているテキストで、各国の翻訳版もあります。

最初の学習者さんには、「いろどり」を使ってみました。
日本に来ている学習者さんには いいと思います。
私の学習者さんは、日本にはいない人達ばかりです。
仕事のために日本語を学習する人はほんの一握りです。
これは ちょっと違うと思って使用をストップしました。

そこで、自分でスライドを作成することにしました。
大体、「みんなの日本語」の初級1,2の文法項目提示順にざっくりは従っています。
例文も自分で作成しています。

学習者さんで、ひろがな、カタカナを覚えている人はほとんどいません。
学習しながら自然に覚えていくと思っています。
ひらがなを覚えてから学習を始めるよりも 先に学習を始めたいと思う人が多いからです。

学習者さんは、日本が大好きで日本に来たい、日本旅行の時に日本語が話せればもっと楽しめるはず。そう思って学習する人も多いです。

スライドは全てローマ字をつけています。
漢字は全てふりがなつきです。
手間は2倍3倍とかかりますが、一度作ればいいという判断で始めました。
(これが大変!いまだに終わってない作業ではあります。
一度作成しても、レッスンの度に修正したり変更したりしています。)

何よりも、「みんなの日本語」のイラストが嫌いです。
昭和チックなイラストが嫌いなので、「みんなの日本語」を使ってレッスンすることはありません。

「Genki」の学習者さんは多く、多くの学習者さんはすでに購入している場合が多いです。
「Genki」のいいところはイラストやフリー教材が多いです。
これは、外国の学習者さんを惹きつけます。
文法も英語で説明されているので、自分で学習できるのも強みです。
(なかなか自分で100%理解するのは難しいですが)
それに引き換え、「みんなの日本語」文法説明は全くないので、日本語学校向きだと思います。

私も420時間日本語教師養成講座では、「みんなの日本語」を使いました。
文法項目をアップされている動画なども多いので、文法項目をチェックする時には必ず見ています。
しかし、レッスンに使ったことは一度もありませんし、これからも使いません。

「みんなの日本語」でレッスンします。
「Genki」でレッスンします。
これも スタイルです。
学習者さんとニーズが合えばトライアルが来るでしょう。

Preplyでプロフィールやレッスン内容を書くとき、他の講師のプロフィールも参照することが多いです。

何を自分の強みとしてキャッチーなヘッダーを作るかが 大事です。

 

何度でも修正はできるので、定期的に書き換えるということも必要です。
私も定期的に 書き換えています。

Step2 レッスン料を決める

私も最初かなり逡巡しました。
Preplyからの提言で、最初は10ドルから始めましょうとのことだったので、まずは10ドルスタートとしました。始めた当初は、表示されるレッスン数もゼロなので、ここはまずこの数字をあげることを目標としました。
すぐに手数料もあがったので、12ドルに変更し、2023年12月にレッスン数400 ミニマム手数料レート18%に到達したので、レッスン料を20ドルにあげました。Preplyの場合は 学習者さんが始めた時のレッスン料が保持されます。
いまだに、10ドルの学習者さんが二人います。
私がレッスンを始めてからずっと続けてくれている学習者さんふたりなので、レッスン料を値上げする交渉はしないつもりです。最初は実績やレビューもないので、学習者さんも集まりにくいです。
10ドル以下でレッスンをすることは 勧めませんが、最初は10ドルで始めるというのもいいのではないかと思っています。
レッスン料の値上げは 即反映されるので、ポツポツトライアルがきて、学習者さんのサブスクが始まった段階で値上げを考えればいいと思います。

Step3 レッスンの準備してスタンバイ

レッスンの準備をします。
マテリアル(私の場合はスライド)を準備し、教案を書きます。
各レッスンごとに 教案とワークシートを作成しています。
メインの文法項目を押さえて、レッスンをしてから、ワークシートでスピーキングします。
私のレッスンは スピーキングをメインにしているので、しっかりと自分の頭で文を作成して話してもらいます。
間接法なので、英文でキューを出すことが多いです。
教案には、英文も書いています。咄嗟にでてこないことも多いですから。

Step4 トライアルレッスンを待つ


トライアルが入れば、学習者さんとメッセージでやりとりをします。
最近は 事前の情報が手に入るようになっているので、ゼロ初級なのか、既習者さんなのかはわかるようになりました(以前はわからなかった)
学習者さんの時間帯をみて、ヨーロッパなのか、アメリカなのかは大体想像はつきますが、トライアルで聞くようにしています。
私は 年齢は聞きません。
そのうちレッスンをしていれば自然にわかることなので、こちらから聞くことはしません。
学生の学習者さんには 聞くことは多いかと思います。
大人の学習者さんに、こちらから聞くことはしません。

自分のスライドでもレッスン毎に教案を書いています。
この教案を ipadで見ながらレッスンをしています。
この教案もレッスンの度に更新しています。
日々勉強することも多く、毎日1時ごろまで教案やスライドを作成しています。

 

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