【日本語教師向け】italkiとPreply徹底比較④ それでもオンライン日本語講師を目指しますか?

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こんにちは。

私は現在、italkiとPreplyの両方で日本語を教えています。

以前はPreplyをメインのプラットフォームとして利用していましたが、現在はitalkiとPreplyの割合がほぼ半々になっています。

今後はさらにitalkiの比率を増やしていこうと考えています。

その理由については、これまでの比較記事でも何度か書いてきました。

今回も実際のデータを見ながら、現在のオンライン日本語講師市場について考えてみたいと思います。


italkiの募集再開で講師数はどう変化したのか

italkiは普段、日本語講師の募集を停止しています。

しかし2026年4月、久しぶりに募集がオープンしました。

私が登録した頃は募集開始から1時間ほどで締め切られたこともありましたが、今回は4〜5日程度募集が続いていました。

そこで私は、募集期間中から現在までの講師数を継続的にチェックしていました。

italki日本語講師数の推移

日付総数プロ講師コミュニティーチューター
4月8日1028人547人491人
4月11日1043人553人490人
4月13日1045人551人494人
4月16日1064人560人504人
5月21日1089人561人528人
6月3日1087人602人578人

募集再開後も、講師数は大きく増えていません。

むしろ時々減少しています。

これは私の推測ですが、italkiは一定期間活動していない講師アカウントを整理している可能性があります。

実際、italkiでは長期間ログインや活動がない場合、アカウント凍結の対象となります。

Preplyはどれくらい増えているのか

2026年6月3日時点でのPreply日本語講師数は、

4482人(日本出身講師)でした。

さらに、

10ドル以下でレッスンを提供している講師は1297人 いました。

私が数か月前に調査した時よりも、さらに増えています。

Preplyは毎月100人単位で講師が増加しており、このペースでいけば近いうちに5000人を超えるでしょう。

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なぜここまで差が開いたのか

私は、この差は両社の運営方針の違いによって生まれたものだと考えています。

Preply

  • いつでも講師登録できる
  • 登録基準が比較的明確
  • 新規参入しやすい

italki

  • 募集自体が不定期
  • 審査が厳しい
  • 不承認になるケースも多い

実際、私がストアカでサポートしている受講生でも、

Preplyはほぼ全員登録できています。

一方でitalkiは、かなりの割合で不承認になっています。


供給過多になった市場

現在のPreplyは、正直なところ供給過多です。

講師数は4482人。

さらに10ドル以下でレッスンを提供している講師が1297人います。

新規参入者はレビューも実績もないため、

  • 低価格
  • 長時間対応
  • 無料に近いトライアル

で競争することになります。

私自身、Preplyではプロ講師・Super Tutorとして約3000レッスンを行っていますが、以前と比べるとトライアル数は減少しています。

一方、italkiではトライアルが増えており、現在は両プラットフォームの割合がほぼ半々になっています。

高額コンサル問題について

私はこれまで何度か、このブログで高額コンサル問題について取り上げてきました。

現在でも、

「高額なコンサル料を支払ったが、実際には教え方を教えてもらえなかった」

という相談を受けることがあります。

私自身、高額コンサルによって大量の人がPreplyへ参入したことも、現在の供給過多の一因ではないかと考えています。

ただし、これはあくまで私個人の見解です。

もし契約内容や支払いについて不安がある場合は、早めに消費生活センターなどの公的機関へ相談することをおすすめします。

5ドルレッスンの現実

高額コンサルの中には、

「まずは5ドルで始めましょう」

と指導するところもあります。

Preplyではトライアルレッスンの講師報酬はありません。

さらに400レッスン終了までは、手数料33%が差し引かれます。

2026年6月3日の為替レートは1ドル159.71円でした。

5ドルのレッスンの場合、

約798円 − 手数料33%

となり、講師の手取りは約535円です。

ここに、

  • レッスン準備
  • 教材作成
  • フィードバック

も含まれます。

数字だけを見ると、決して楽な仕事ではないことが分かります。

それでもオンライン日本語講師を目指すなら

では、今からオンライン日本語講師になるのは無理なのでしょうか。

私はそうは思いません。

現実的には、まずPreplyで経験を積みながら、

  • オンライン授業に慣れる
  • スライド作成を学ぶ
  • フィードバックを書く
  • 学習者対応を経験する

ことは大きな財産になります。

400レッスンを超える頃には、多くの人が大きく成長しています。

その経験を積みながら、italkiなど他のプラットフォームへの参入チャンスを待つ。

これが現在もっとも現実的な戦略だと私は考えています。

まとめ

オンライン日本語講師は、

「日本語が話せる」

だけでできる仕事ではありません。

また、

「高額なコンサルを受ければすぐに稼げる」

仕事でもありません。

学習者から選ばれる講師になるためには、

  • 日本語教育の知識
  • レッスン経験
  • 教材作成力
  • コミュニケーション力

が必要です。

遠回りに見えても、地道に経験を積むことが一番の近道だと思います。

少し厳しい内容になりましたが、これが今のオンライン日本語講師市場の現実です。

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